謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のあたしンちの感想。
サブタイトル §
荒野のカスカベウェスタンだゾ
あらすじ §
1916年アメリカ。西部の小さな田舎町カスカベ。
そこでは、野原一家が麦わら帽子屋を営んでいました。
この世界では、アクション鉄仮面というヒーローが流行し、巡回映画をみんなが見ていました。
しかし、ヒロシが子供の頃に憧れたヒーローは、園長マン。
ヒロシは、ひょんなことから、アクション鉄仮面のコスチュームを作成してみんな喜ばれます。
そこにならず者がやって来ることが分かります。
カスカベのみんなは、アクション鉄仮面のコスチュームを見につけてならず者に立ち向かいます。
しかし、ならず者には勝てません。
ピンチのヒロシ。
そこに、園長マンの武器「エ」の字が入ったボールが飛んできて、ならず者を倒します。
実は園長先生が園長マンだったことが分かります。
そして、アクション鉄仮面の像がカスカベに建ち、アクション鉄仮面はカスカベの名誉市民となります。
さて、本編の後に、実写のコーナーが付いていました。
野原一家が春日部市に特別住民登録されたという話。
それから、今度公開された新しい映画の舞台挨拶の映像が流れました。
感想 §
劇中で見るサイレント映画の凝っているところが面白いですね。
モノクロであるのはもちろん、オルガン奏者と弁士が付いて、効果音などは無く、弁士が全て口で語ります。女の子の台詞だけ、オルガン奏者がやります。もちろん、音楽はオルガン奏者が演奏します。そして、映像の流れる速度も、手回し式のカメラで撮影したものを上映したような、ちょっと速度が狂った感じで動きます。今の感覚からするとちょっと変な弁士の語り口もナイス。ともかく、全体として、とても雰囲気が良く出ていますね。
それから、ヒロシがアクション鉄仮面のコスプレをしているとき、横にさりげなくミミ子君のコスプレをしたみさえさんがいるのが、良かったですね。みさえさん最高。
園長マンも、「勝つのではなく守る」「怖いと思う気持ちにだけ勝てば良い」と凄く良い台詞を言いますね。専業のヒーロー番組でも、こんなに良い台詞を言える作品は、そうは無いでしょう。さすが園長マン。
今回の一言 §
とはいえ、いちばんドキドキしたのは次回予告です。
回転寿司でバイトするななこおねいさん。そこに食べに行くしんちゃん。
「次は何を握る?」というななこおねいさんに、「おらの手を」と言うしんのすけ。
それだけでも笑えますが、そのあと、ななこおねいさんが、静かに色っぽく「はい」と答えるところが、最高にドキドキしますね。
そして、その意味を考える暇を与えずにスパッと次回予告終了。
実に素晴らしい次回予告ですね。