謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の鉄人28号の感想。
サブタイトル §
第20話 「まだら岩の怪人」
あらすじ §
第3海堡の上で、正太郎に意外な好意を見せるニコポンスキー。
そこはPX団という覆面集団が陣取っていて、正太郎達は順次捕まっていきます。
ニコポンスキーは、ここが正太郎の生まれた場所だと言います。
村雨と高見澤は、PX団の覆面を付けて鉄人とオックスの操縦機を盗み取ります。
恐竜ロボは、空気に触れるとただの石になってしまうバギュームを吸い上げるための作業ロボットでした。
空気に触れると石になってしまう という情報は金田博士が流したものだとPX団のリーダーは言います。
村雨と高見澤は鉄人とオックスを動かし、形勢は逆転します。
しかし、恐竜ロボは強く、鉄人とオックスは負けそうになります。
そこで、クロロホルムとビッグファイヤーはバギューム入りの砲弾を発射します。
それは、恐竜ロボを分解しつつ空中に押し上げ、そして海水も遠ざけて海底を露出させてしまいます。それによって、海底のバギュームはただの石になってしまいました。
ビッグファイヤーは、バギュームの効果は計算以上だと言います。
そして、金田博士は、バギュームの爆弾で全世界を道連れにしようとしたと言います。正太郎が生まれない世の中など意味がないと思っていたためです。
更に、金田博士は全てを敵国に渡そうとしたと言います。
黒龍丸にあったものは起爆装置だと言います。しかし、これは未調整の試作品。他に、本物の起爆装置があると言いますが、それがどこにあるのか分かりません。
感想 §
なかなか妙な雰囲気のとても魅力ある話になって来ましたね。
怪しげな敵同士だと思っていた相手と力を合わせて戦う展開に。あのビッグファイヤーも、あのクロロホルムも、あの村雨も、あのニコポンスキーも。
しかも、この状況の島にいて、どこか嬉しそうなビッグファイヤーの態度が面白いですね。
そして、なぜか格好良いクロロホルム。
逃げるビッグファイヤーに銃を突きつけるクロロホルム、という誰が敵やら味方やら混乱する描写もあって、飽きさせません。
かといって、ドラマは単純。ニコポンスキー以外のPX団が悪者で、その他はとりあえず味方。敵だと思ったみんなで協力してPX団を倒すという分かりやすい筋書きが燃えますね。
そして、なかなか面白いのは、砲弾を発射するシーンです。ちゃんと大砲を大砲らしく撃っていますね。これは、どれぐらいの口径の砲か詳しくないので分かりませんが、それらしい、きちんとした形だったと思います。
防空壕に避難するシーンもなかなか緊張感がありますね。まさに、とんでもない兵器を発動するという雰囲気がひしひしと感じられますね。
今回の一言 §
ニコポンスキーの正体は何となく見えてきましたね。正太郎が生まれた場所を知っていると言うことは、当然あの人しかあり得ません。
死んだはずの正太郎のお母さん! (←そんな訳がない。笑い)