トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日の妖逆門の感想。
サブタイトル §
第15話 『歌えロンドン!魂の叫び』
あらすじ §
ロンドンと三志郎は、かつてのロンドンのバンド仲間のイサミと出会います。
イサミも妖逆門のプレイヤーでした。
逆神戸で、声による風船割りのゲームが行われます。
ロンドンは音痴であることが明らかになります。
ロンドンを罵倒するイサミに怒った三志郎は、怒りの声がイサミへの攻撃になってしまい、ねいどから失格を宣言されます。
ロンドンは音痴でも構わず魂の叫びで風船を割り、先行するイサミと共に対撃に進みます。
ロックはどうでも良くメジャーになれれば良いという本心を口にするイサミに対して、本物の魂を持つロンドンは勝利します。
感想 §
妖逆門で最も格好良い少年……、ロックンローラーのロンドン。
そのイメージが根底からひっくり返りかねない驚きの真実。
まさか、これほどの音痴だったとは!
二枚目にもこういう人間くさい弱点を付けてくるところが、妖逆門という作品の優れた良いところですね。
音痴と分かれば、ロンドンを応援したくなります。
そして、言うまでもなくピンチから反撃するロンドンの格好良いこと!
一方、今回特に感心したのは、声がそのまま武器になるというゲームの設定です。三志郎の怒りが、大爆発という形で描かれてとても分かりやすい心理描写になっていたと思います。こういう工夫も素晴らしいですね。
今回の一言 §
エンディング3人目のシルエットはロンドンの個魔、ギグでしたね。
このギグも音痴のロンドンの歌を気に入ったという変な奴ですね。こういうところに、作品に込められた心を感じます。