2006年10月02日
トーノZEROアニメ感想妖逆門total 3281 count

これは参った! 新OPと新EDは趣味にジャストミートする大傑作だ!!

Written By: トーノZERO連絡先

名シーン(画像公開ポリシー)

かつて人とあやかしの仲立ちをしていた御神木の化身たる少女。しかし、それは過去の出来事。長い時を経て、やっと人の少年と仲良くなったというのに、あやかしは二人の関係を引き裂く。

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日の妖逆門の感想。

サブタイトル §

第27話 『ときのはざまで…』

あらすじ §

 三志郎は、三郎という名前で生きる昔の世界を体験します。

 三郎はなぜか三志郎を助けたキミドリの傘を持っていました。

 三郎は、御神木が寂しがっていると主張し、近づきます。

 三郎は傘をお地蔵様にさしかけます。

 雨に降られた三郎と仲間達は御神木の森で雨宿りします。三郎が、また遊びに来るから雨をとめてくれというと、本当に晴れていきます。

 三郎は、傘を持った御神木の化身という少女と仲良くなります。

 少女は、人とあやかしの歴史を語ります。御神木は人とあやかしの間を取り持つもの。そして、人はあやかしを便利に使い、そして恐れて封印したのだと。

 しかし、あやかしは人と仲良くしたいと思っているのだと言います。

 封印されていたあやかし、クラギが復活してしまいます。

 三郎は、あやかしの絵馬を御神木に奉納するといういにしえの儀式を行って、炎のあやかしを呼び出し、化身の少女の助けを借りてクラギを倒します。

 もとの三志郎に戻り、フエと再会します。

感想 §

 妖逆門のゲームが、歴史の中で筋を通された……という感じですね。

 絵馬が撃符というわけです。かつて人は、絵馬を通してあやかしを呼び出したわけですね。

 繰り返し言われてきた「かつて人とあやかしは仲良しであった」という状態から、人とあやかしが疎遠になったプロセスが明確に示されたとも言えます。つまり、人はあやかしを便利に使い、あまりに強力すぎるために恐れたと。

 そこで重要な意味を持つのが、人とあやかしの仲立ちをしていた御神木です。

 御神木は、人でもあやかしでもありません。

 それゆえに、どちらかの側に立つことはできません。

 2つの世界が完全に別れてしまって最も悲しいのが御神木ですね。

 その悲しさこそが、この作品の原動力とも言えます。

更に感想 §

 お地蔵様というのは、仏教的な存在です。

 仏教とは、実は「土地に染みついた古めかしい宗教」という印象とは裏腹に、実は土着の伝統を強引にねじ伏せる外来の「力」なのです。土着のものを封印のために地蔵を作るというのは、そういう流れで把握すると分かりやすいかもしれません。

 つまり、人とあやかしは仲良しだ……という話の中で、仏教は異物であるわけです。

 それに対して、巫女さん姿の少女が出てきますが、日本の土着宗教そのものである神道はあやかしとの相性が良いと言えるかもしれません。しかし、その相性の良さは、「あやかしの封印」という形で敵対的に行使されるものかもしれません。

となりのトトロ!! §

 洒落が良く分かっているな……と思うのは、まるで「となりのトトロ」のようなシーンが見られること。たとえば、三郎を連れて少女が木の上に飛ぶところはトトロに似ています。それだけでなく、「森の不思議な存在に、傘を意図せずしてプレゼントしてしまう」という展開そのものがトトロ的です。

 そういうことを意識した上で、あえてトトロっぽいシーンを入れてみたりするのがスタッフの「分かっている」ところでしょう。

今回の一言 §

 10月に入ったためか新OPと新EDになりました。

 しかし、これは凄い!

 歌も絵も凄い。動きもいい。

 歌は人によって趣味の違いがありますが、これはもう私の趣味ど真ん中。

 新OPの方は、出だしのところ、いかにも噛み合っていない感じの音が良いですね。

 噛み合っていないと言えば、新EDも、別々の音楽が同時並行で鳴っているように聞こえる構成で、大胆です。音楽の素人が、恥ずかしい素人考えを披露するなら、これはハウスっぽい音の構成方法? いや~、ハウス大好きなので、こういう音を聞かされてしまうと黙ってはいられません。

 最近だと陰陽大戦記の後期主題歌の「PULSE」がとても趣味にはまって、主題歌のCDまで買ってしまいましたが、妖逆門の方はOPのみならEDも良い!

 絵の方も歌に負けない素晴らしさ。新OPの方は、何と言っても各キャラクターの決めポーズが緊張感のあるグッと来る絵になっているのが素晴らしい! 更に言えば、ミックだけ情けないポーズなのが尚更いい! 鬼仮面のあやかしが、時間差で連続して出てくるタイミングもいい! 新EDの方は、キミドリの可愛さと可憐さが、これまで以上に引き立っていてそれも素晴らしい!

 いや~、これは本当に参りました。

 これを書くまでに、OPとEDだけ何回も見てしまったぐらいです。

 OPもEDも、最初の1音で既にハッとさせられ、イントロが終わるまでに完全に注意力を持って行かれるぐらい凄いですね。

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