TV第1シリーズの初期の数話のEDの文字をチェックすると面白いことが分かりました。
- 真田初登場の第3話のEDでは「真田佐助」。志郎になるのは波動砲テストつまり第5話から
- 第2話までロボットだが、第3話からアナライザー
あの「真田佐助」さんの名前をテレビで見ようとは……。昔のヤマトカードではおなじみでしたが、テレビは全部志郎だと思っていました。アストロバイクを作った真田さんは佐助だったのですね。
「昨日の佐助見たか?」
「見た見た」
って、それは「耳をすばせば」。
それから、アナライザーも初期には単なるロボットだったのですね。
他の話題 §
EDスタッフリストで沖田古代島佐渡は先だが、森はかなり後。つまり、最終回で実質的にヤマトを救う重要な役回りの割に、本来のポジションは大したことがなかったようです。順位は佐渡先生にも負けます。まあ、佐渡先生は多少、名誉職的かもしれませんが。
他に、実はEDの作画スタッフの名前はいい加減ではないか(実際はもうちょっといたのではないか)という疑惑もありますが、それはさておき。
オマケ §
「ED研究はある意味でとっくに行われていて当然という気もするがな」
「なぜ今さら?」
「オレがまだやってなかった、というだけの話だ」
「自分優先……」
「はっはっは。デスラー総統から何を学んだと思うんだ」
「おいおい。ここは学ぶなら古代だろう」
「ちなみに、昔、本格的な設定変更はバラン星後にあると思っていた。本当に26話でやる気なら、中間地点まで時間を掛けすぎているからだ。だから、初期のEDなんぞチェックしてもしょうがない……と思っていた面がある」
「なるほど」
「だから、そういう先入観が取れて始めて初期のEDを真面目にチェックできたわけだ」
「なるほど。馬を水場に連れていくことができても、水を飲ませることはできないのだのだね」
「うん。いくら画面を見ていても、何も頭に入ってなかったのだ」
「なるほど」
「ちなみに、馬を水場にというフレーズは昨日も使ったが、今回の原稿はずっと以前に準備されたもので、実は連続したのは偶然で書いた本人も目を白黒させているぞ」
「白黒か。さすが、ヤマトの本放送をモノクロテレビで見ただけある」
「それはあまり関係ない。しかし、話を戻すとだな」
「そこに何かあるという認識がないと入って行かないわけだね」
「それに、本放送の時はED見ないでチャンネルまわしたら猿の軍団がちらっと見られるかもしれないとか思って慌てて回したりしたしね」
「チャンネルまわすって、古い表現」
「いや、古いモノクロテレビだったから、本当に回転式のチャンネルだったのだ。いや、あの当時カラーでも回転式が主流だったかもしれない」
「それで猿の軍団は見られたの?」
「本当にちらっと見たことが1回ある。でも、どういうシーンなのかさっぱり分からなかった。終わる間際だしね」
「なるほど」
「でもチャンネル変更は終息していった」
「なぜ?」
「第22話 決戦!!七色星団の攻防戦!!で真っ赤なスカーフじゃない、と気づいてしまった。というわけで、しっぽの先まで油断できないと気づいたからだ。実際、最終回も真っ赤なスカーフじゃなかったと思うし」