「DC版でこれ以上ないぐらいピタッとはまったのがムサシの登場であるが、ブルーアースはもっとはまっていると気づいた」
「なぜ?」
「物理的実体の地球がBHに飲み込まれても、概念としての地球は健在なりという事実を象徴的に示している上に、存在に矛盾が無いからだ」
「どういう意味?」
「ブルーアースには、以下の2つの意味が両方とも含まれるからだ」
- ブルーアース=青い地球
- ブルーノアの準同型艦であり、ブルーの名前が共通する。(おそらく)ブルーノアは地球最大の軍艦であり、象徴的存在としての存在感もある
「青い地球は健在なりって象徴になるわけだね」
「そうだ。地球は生きているのだ」
そうだ。地球は生きているのだ §
- 無限に広がる大地球。
- そこには様々な生命が息づいていた
- 死にゆく者
- 生まれ来る者
- 命から命に受け継がれる大地球の息吹が永遠に終わることはない
- そうだ。地球は生きているのだ
「なんだよこれ。宇宙を地球に置き換えただけじゃないか」
「でもはまってる」
「地球ならサイズは有限だろ」
「その通り。地球の表面積は有限だ。しかし、球体の表面はどこまで行っても終わりが無いのだ」
「ぎゃふん。じゃあ様々な生命って?」
「復活編にはキリンさんとかライオンさんとか出てくるだろ?」
「死にゆく者って?」
「死を覚悟して残留した人たちや置き去りにされた動物さん」
「生まれ来る者って?」
「ライオンの赤ちゃん」
「大地球の息吹が永遠に終わることはないって? 地球にも最後日があるだろ? 太陽が膨張していつかは飲み込まれるんだろ?」
「だからさ。永遠にで終わらないんだよ」
「は?」
「『ヤマトよ永遠に』では地球はピンチになるが重核子爆弾は使用されて終わったりしないんだよ」
「ぎゃふん」
そうだ、オマケは生きているのだ §
「そもそも大地球ってなんだよ。ワダチかっての。松本零士ネタかっての」
「復活編は大船団で移民先に飛んでいくと思えば、ワダチでいいわけだ」
「ぎゃふん」
アマールの衛星に名前を付けよう §
「アマールの衛星を地球と呼ぶには抵抗がある人が多いようだ。そこで名前を付けようと思う」
「大地球……」
「本当に大地球になったら泣くしかない」
「なぜ?」
「発案の名誉をエリートに取られて」
「ぎゃふん」
「それがイヤなら受け入れるしか無い」
「受け入れるしか無いか。上条の言う通りだね」
「それはそれで意味が違う気がするが」
オマケ §
「昨日インビットを話題にしたのは間違いでは無かった」
「は?」
「タツノコだしヤマトとは縁が無いなーと思ったら、実はスタッフリストの作画監督に宇田川一彦さんという名前があった」
「ヤマトファンなら名前は知ってる宇田川さん!」
「妙なところで縁があるものだと納得した」
オマケ2 §
「しかし、変なことを覚えているから困ったものだ。インビット、HBT、レギオス、アーモダイバー、アーモソルジャー、行き場なくしたオマケを、映す十字架。あのミント味を君は覚えているかい? Do you remember?」
「That ol' lullaby!」
「そうか、遠い日に置き去りにしてきたか」
「いや、よく覚えているぞ。いちばんの美女が本当は男」
「印象に残るのはそこか!」
オマケIII §
「惜しかったのは、レフレックスポイントってネーミングだな」
「なんで?」
「レフレックス方式のラジオというのがあってね」
「なにそれ?」
「1つのトランジスタで高周波増幅と低周波増幅をさせる仕掛けだ。検波してから同じトランジスタに信号を入れ直す」
「凄い仕掛けなんだね?」
「いや、少ないトランジスタで音を大きく鳴らせる一種の簡易回路だからさ。本格的なラジオはだいたいスーパーヘテロダインだよ」
「えー」
「そういうラジオのレフレックスを連想するという意味で、レフレックスポイントってネーミングは印象がイマイチになってしまった」
「ヤマトの目的地にはそういう名前が無くて良かったね」
「もっとも、目的地が太陽系サンザーだかサレザーだか第1惑星だか第8惑星だか分からない罠はあるけどな」
「ぎゃふん」
オマケ復活編 §
「ヤマトはレフレックスとかスーパーとか言わないよなあ」
「うん」
「と思ったら違った」
「えっ?」
「復活編で『みてくださいよ、このスーパーチャージャー』って確か天馬兄弟が言ってた」
「なんてスーパーなんだ」
オマケ完結編 §
「ハイパーならハイパー放射ミサイルもあるね」
「そういうことを言うと、ガ○ダムファンが怒るぞ」
「なんて?」
「ハイパーバズーカを忘れるな!って」
「ぎゃふん」
「ギャラクティカファンも怒るぞ」
「なんて?」
「コロニアルバイパーを忘れるな!って」
「それ何か違う」