「2009年9月4日の時点で、宇宙戦艦ヤマト「復活編」は、中年太りした僕らの大地にヤマトを取り戻してくれるのか?の中で【西崎復活編という新しい選択肢】について言及した。ヤマト復活篇すら公開されていなかった時期、ヤマトの復活はほぼ想像すらできなかった時代の意見だ。どうもこれが、かなり重要な意味のあるブログ記事になっていたようだ」
「その根拠は?」
- 西崎ヤマトであるYAMATO2520は未完で終わっているから支持されていないように見える
- 松本ヤマトは本当に支持されているのか (新宇宙戦艦ヤマトが幅広く支持されているようには見えない)
- 正義の松本、悪の西崎という価値観は本当に正しいのか
「それで?」
「ところが、ハッと気付いたのだよ」
「何に気付いたの?」
「実は現時点の状況を要約すると、全く逆転してしまうのだ」
- 松本ヤマトである大ヤマト零号は未完で終わっている(あとから全話出た)から支持されていないように見える
- 西崎ヤマトは本当に支持されているのか (現行ヤマトが幅広く支持されているようには見えない)
- 正義の西崎、悪の松本という価値観は本当に正しいのか
「立場が入れ替わっているね」
「もちろん、今の【西崎】とはかつての【西崎】と同じ人物ではないがね。松本零士もかなりの高齢でもう彼自身がプレイヤーとして立ち回るのは無理だろう」
「ではいったい誰が松本ヤマトの後継者になるんだい?」
「それは知らない。しかし、大ヤマト零号の完成度を見る限り、年寄りだけで作ったとも思えない。後継者はきっといるよ」
オマケ §
「で、君が見た夢とはなんだい?」
「だからね。大ヤマト零号の延長線上に映画【超時空戦艦まほろば】の企画があったとすれば、それはいったい何を見せてくれたのか。ひたすらスケール感が縮小していく一方の現行ヤマトと違って夢を見せてくれたのではないか」
「なぜそう思うの?」
「今の技術でリメイクされた大ヤマト零号全長版が見たいと思うが、それに相当するものが映画【超時空戦艦まほろば】の企画だったのかもしれないと思うと、実現していないことが悔やまれる」
オマケ §
「昨日もまた大ヤマト零号のVol.3を再生しながら模型工作してしまったぜ」
「好きだねー」
「ティム艦隊好きだよ」