- 119 最強のライバル!
- 120 フィディオの友情大特訓!
全体の流れ §
ロココとタイヤ特訓してロココの凄さを円堂は実感します。そして、イタリア代表チームが練習に来てくれます。
なんてことだ §
アジア予選編からライオコット島編に入った時、「別のアニメになってしまった」と思いましたが、実はライオコット島編の最初の頃とすら別のアニメになっています。
ライオコット島編の最初に、円堂は円堂大介に「お前のサッカーはどこにある」という宿題を出されたはずなのに、その話は一切ナシ。
単に再会できて嬉しいだけ。
これもまた「別のアニメになってしまった」感じが強い。
たぶん影山が死んだ後のイナズマイレブンはもう別物です。
コトアールの真実 §
コトアール代表チームの本質はイナズマジャパンの影です。
だから、円堂とロココはよく似た存在です。
最終的にジャパンは自分自身に勝つことで本物の世界1になれるということでしょう。
だからある意味で、これはアジア予選編の最初にやった紅白戦のリフレインです。つまり、敵も味方も仲間です。
しかし、その割にコトアール代表の強さを強調したり、イタリア代表との因縁が出て来たり、少し余計な演出も多いと感じます。
話としては、強さは互角で精神力の勝負になって、くじけそうになるが粘って勝つ方が盛り上がるような気がします。
そういう意味では、演出作画は優秀だがストーリー構成に画竜点睛を欠くような気もします。
まとめ §
たぶんねえ。【伝説のイナズマイレブン】=初期26話というのは、(関東では)日曜の午前中に放送する子供向けの取るにならないゲーム宣伝アニメだったから割と好きなように作れたと思うのよ。でも、ゴールデンタイムに移動してからどんどん縛りがきつくなって、最後にはストーリーが崩壊してしまったのではないか、という気がします。だからストーリー展開に繰り返しが多い。何かあれば鉄骨が降ってくるし、悪党は逮捕されても解放されてしまう。サッカーでも「あ、あのエピソード似たことをしている」と感じることも多い。必殺技も連発されて既に何が【爺ちゃんの究極の技】だったのかも分かりません。それでも個々のエピソードでの整合性は取ろうとしています。そこだけ見ればつまらないアニメではないですよ。
次は…… §
第121話の予告を見て、オーガ襲来とどっちを先に見るべきか悩んでいます。
どっちも手元にあるんですよねえ。(どっちもまだ見てない。いや、どっちも昔見てますが。オーガ襲来は劇場で見てますよ)
オマケ §
街で見かけたこれが……
これに見えた。