「まあ道を歩いていて。NEOSという看板を見つけたわけだ」
「それで?」
「ネオスか。Eヒーロー、ネオス! みたいな看板だなと思って歩いていた」
「遊戯王GXだね」
「ところがNEOSじゃなかった。だんだんとその手前にEの文字が見えてきてのけぞった。・ENEOSの看板だった!」
「本当にEのネオスだったわけだね」
「ってことは、そもそもEヒーローのネオスという名前はENEOSのもじりだったのではないかという気がしてきたよ」
「どうしてそう思うの?」
「遊戯王シリーズは言葉遊びが大好きだからさ。ガンバラナイトなんて、ナイトと頑張らないとをかけた名前だろ?」
「なるほど」
「希望皇ホープなんて、ホープ剣スラッシュするよ。明らかにホープ軒のもじりだ」
「そういう事例が多いわけだね」
「そもそも、DヒーローだってEヒーローのもじりから出て来たヒーローじゃないかという気もするしね」
「なるほど」
「実はネーミングに意外な元ネタが存在するケースがあるのではないか。そんな気がするぞ」
「万丈目サンダーが、もともと【万丈目さんだ】だったような言語センスだね」
「懐かしいねえ、万丈目サンダー」
オマケ §
「ところで、まだ遊戯王シリーズ見てるの?」
「セブンス。見てるよ。大好きだ。俺の道路を突き進んでいる」
「ルーク感激の元ネタもヒデキ感激かもしれないね」