最近、昭文社の文庫判 東京都市図という地図を愛用しています。ほぼ常時鞄に入れてあります。実用品であると同時に、地図は見ているだけでも面白いもので、暇つぶしにもなります。
しかし使っていたものの内容が古くなって、傷んでもきたので、文庫判 東京都市図の新しい版を購入しました。
そこで、前の版で見つけた間違い(大田区立郷土歴史館の場所がずれている)を確認すると直っていなかったので、昭文社のサイトから間違いを指摘するコメントを送りました。
そうしたら、丁寧なメールの返事が届きました。
上記の件は次刷で直るようです。
ご指摘の箇所に関しましては、早速次刷にて修正させていただきます。
それだけでも (世の中には何を言っても反応もない会社もあることから考えれば) 優れた対応だと思いますが。
更に、以下のような言葉が続いていたので、なかなか立派だと思いました。
弊社といたしましては、今後このようなミスがないよう細心の注意を払う所存でございますが、また何かお気づきの点がございましたら、どんなことでも構いませんのでご一報くだされば幸いに存じます。
利用者の言うことを聞こう、という態度は進歩の原動力ですね。
そういう間口を積極的に大きく開いていこう、という態度のある会社には未来の可能性があると思います。そういう会社の地図であれば、喜んで使いたいと思います。