今日は石田波郷記念館に行ってきました。
地図が間違っていたので、かなりの冒険になってしまいました。
途中まで通ったことがあるぞ §
大島駅から歩いたのですが、ここが見た記憶がありました。
思い返してみると、丁度旧大石家住宅に行って見学できなかった時の帰りに歩いた道を逆の経路で歩いていたのでした。しかし、それも小名木川を超えるまで。そこから先は初めて足を踏み入れる場所です。
砂町銀座 §
驚いたのは、途中の経路で通過した商店街。
歩いても歩いても商店が続きます。
どこかの駅の近くでもないし、大きな道路沿いの駐車場管理のショッピングモールでもありません。こういう場所があるというのは興味深いですね。
地図の誤り §
歩いても歩いても目的の場所が見付かりません。
住所の番地を頼りに現在位置をチェックすると、南に行き過ぎていました。
目印にしたファミリマートの位置が、地図(文庫判 東京都市図 昭文社刊 2004年4月4版10刷)で間違っていました。ついでに、地図上で「図書館」と表記されている砂町文化センターも、北側の道沿いにあるかのように書かれていますが、実際は西側の道沿いでした。つまり、本当は砂町銀座を通る必要はなかったのでした。
(更に、帰りに気付きましたが砂町銀座の中程から入るショートカットの道もありました。)
地図の誤りは、大田区立郷土博物館に行った時にも遭遇していますが、これは連絡済みで訂正が入っているはずです。
地図の誤りなど、一生に1回見つける程度のものかと思っていたら2回目がありましたね。どうも、遠方から人が来ることが少ない地域は、間違いが発見されにくい傾向があるのかも知れません。地元民はいちいち地図を見ませんから。
砂町文化センター §
図書館などを含む複合施設のようです。図書館に続く入り口を入って2階に上がると、石田波郷記念館がありました。
何となく、「いしだはごう」と読んでいましたが、正しくは「いしだはきょう」でした。そんな間違いから分かるとおり、私は彼のことを何も知りません。何も知らない人の記念館に行くのかと言われそうですが、知らない人の記念館だから行くのです。大抵の記念館は、何も知らない人にその人のことを伝えるように作られています。
石田波郷 §
この、石田波郷という人は興味深いですね。掲示されている俳句を見ると、スッと表現されていることが自分に入ってきて分かる感じです。こういう自然な俳句を作れる人には興味を惹かれます。経歴的にも軍隊で身体を壊して、闘病しながら創作を続ける境遇に、闘志を感じさせられます。売店で安い句集でも売っていれば買ったかも知れません。しかし、図書館に著書、関連図書のコーナーがあって見てきましたが、仮に借りられても返しにここまで来るのは大変でありすぎるのでパスしました。
写真を取り忘れ §
デジカメを持って行くのを忘れただけでなく、携帯でも砂町文化センターを撮り忘れたので、帰りに携帯で撮った小名木川の写真を載せておきます。