胸に輝くプレートはぁ~~~ §
やはりゼンダマンです。
ゼンダマンの挿入歌を一緒に歌ってしまう夫婦。
これは1つの夫婦の理想像かもしれません。
それが可能なら嫁さんを全力でもらう価値があるかも知れません。(私は独身)
ちなみに、これは「獅子の十六」のゼンダマンの挿入歌であるから良いのです。他のアニソンではダメです。
もちろん、タイムボカンや逆転イッパツマンの挿入歌もイイ! それも歌えるなら極楽!!
しかし、象徴的な意味で、ゼンダマンの挿入歌というのは別格の意味があるのです。
自分にとっての本書の価値は、まさにゼンダマンで7割は決まったと言えます。
そして2割は…… §
唐突に出てくるNゲージ。
庵野さんも「鉄」であるとは知りませんでした。
親近感を感じてしまいますね。
残り1割は…… §
庵野さんがギャラリーフェイクのコミックスを読んでいるシーンがありますね。しかも、寝込んでいながら続きを買ってこいと要求。
私も、実はギャラリーフェイクに開眼した頃にまとめ買いして読んだ記憶があるので、また親近感を感じます。
この用語解説、まるで何でも知っているような…… §
巻末の用語解説は、この手の解説としては割とまともではあるものの、まるで何でも知っているかのようなちょっと尊大なムードがあって、そこは突っ込んで茶化してみたくなります。
というわけで。
ヤマトの説明に含まれる作品数には、ヤマトに2520以降が含まれないようです。情報の精度や安定性はけっこう高い用語解説ではありますが、本人の興味の対象から失せた後の動向のフォローが弱い感があります。
メカブトンの姉妹機にドタバッタンが含まれていますが、ドタバッタンだけは木江田博士が作った訳ではなく、どこかから持ってきたもので、姉妹機というほど密接な関係は無さそう。
それから、タイムボカンシリーズの7本という本数に「タイムボカン王道復古」と「怪盗きらめきマン」が入っていないような気がします。タイムボカン、ヤッターマン、ゼンダマン、オタスケマン、ヤットデタマン、逆転イッパツマン、イタダキマンだけで、もう7本ですから。
リニアモーターカー実用化は遠いと書いていますが、都営大江戸線はリニアモーターで駆動されています。リニアモーターとは推進力を得る手段でしかなく、車体を浮上させるかどうかとは直接関係のない概念です。ここでいうリニアモーターカーは厳密には超電導磁気浮上式リニアモーターカーということになるでしょう。解説者は「鉄」分が薄そう。
更に「鉄」系の話題。HOゲージは1/80としていますが、正しくは1/87。車の模型などでもHOスケールと称するものがありますが、これは1/87になります。線路の幅が16.5mmで1/80の縮尺を用いる鉄道模型は、日本の鉄道車両を題材にしたものに多く見られますが、これは俗称として"HOゲージ"にくくられる場合もありますが、正確には"16番ゲージ"と呼ばれるべきものらしい……。少なくとも、そのような主張が見られます。
突っ込みの対象ではないですが、ビューティフルドリーマーを押井監督の出世作と表記するのはどうでしょうね。間違いとも言い切れないものの、ちょっと微妙……。
1つだけ特に褒めておく価値があると思ったのは、悪魔くんアニメ化の記述があったことです。最近、アニメの仕事をしている人と話をしていて、成り行きでそれを話題にしたら、彼は知らなかった! あれは傑作だと思うのに!!