いや~、参りました。
 ついさっき、PS2本体をゆうパックでコンビニに預けてきたばかりです。(岩手県のプレイステーションクリニック宛)
 どんでん返しの繰り返しでビックリの連続。
 これはすごい展開ですよ。
そもそも最初から怪しかった §
 修理に出したのは、3代目のPS2です。つまり、それまで使っていたSCPH-18000が致命的に壊れてきたので、2005年7月24日に買ったPlayStation2 (ミッドナイトブルー) BB Pack(SCPH-50000 MB/NH)です。
 しかし、実はこれ、買った時から怪しかったのも事実です。ACE COMBAT 5をプレイしていると、台詞のタイミングが狂ったりしていました。たとえば、MISSION 06『白い鳥I』では、「マスドライバー、巡航ミサイル被弾!」の台詞の後でSSTOが滑走するムービーに切り替わるのですが、この台詞が必ず途中で切れていました。
 その後、徐々に状況は悪化。読み取りエラーなどが多発するようになってきました。縦置きを横置きに変えたり、HDDユニットを取り出して使うとエラーが減ったり、様々な経緯がありました。
過去に修理に出そうとしたのだ §
 実は、2回ほど、修理に出す寸前まで事態が進んでいました。
 あまりに致命的な読み取りエラーが増えたためです。
 ところが、この2回は、送り出すためにオプションパーツを外したり、確実にトラブルが再現する手順を確かめる作業を行っているうちに、エラーが起きなくなってしまったのです。
 これは大問題です。
 なぜなら、問題が起きる個体であるのは明らかであるのに、問題が起きないときにはまるで起きないために、修理に出しても「再現せず」で戻ってくる可能性があるためです。直すために長期間PS2本体を手放すのならともかく、直らないのに手放すのは厳しすぎます。
ACE COMBAT 5の読み取りエラー多発 §
 ACE COMBAT ZEROは、F-5EによるMISSION SP「THE GAUNTLET」のRANK Sクリアで一応の区切りとなりました。
 そのあと、久々にACE COMBAT 5もやってみました。
 しかし、読み取りエラーが多発してあまり快適ではありませんでした。
 ACE COMBAT ZEROは全く問題ないことから、原因はディスクにあると推定。研磨キットを使って、メディアを研磨してみましたが改善できず。
 こうなったら、ACE COMBAT 5のPlayStation2 The Best版を買ってしまえ……、ということで近所のゲーム屋で買ってきました。
 これで快適に遊べる……、と思いきや。
 衝撃の事実が発覚。
 何と、買ったばかりの新品のゲームディスクでプレイしても、同じように読み取りエラーが起こるではありませんか!
 わざわざ新品で新しいメディアを買ったのは、いったい何のため!?
検証開始 §
 一応、The Best版での検証飛行の経過を書いておきます。
 難易度ACEのフリーミッションです。
MISSION 03『間隙の第一波』 §
TYPHOON×3
 音声が途切れて焦りながら飛びました。
 プレイ内容は全て撃破してパーフェクト。
MISSION 04『初陣』 §
TYPHOON×3+F-5E
 問題なく全て撃破してクリア。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
TYPHOON×4
 音声断は2回発生。
 放っておいても自動復帰するようで、何とかプレイは進んでいます。とはいえ、一部の台詞は飛ばされてしまっています。
MISSION 06『白い鳥I』 §
TYPHOON×4
 BGMの音が小さいところで、音声断かと焦ってしまいました。
 ただし、SSTO発射直前にグリムの分散行動提案が挿入されて台詞順番がメタメタになってしまいました。このあたりも、挙動が怪しい感じはありますね。
 たぶん、ほとんど全て撃破しています。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
F-35C+TYPHOON×3
 MISSION UPDATE前も後も全撃破。ミッションに相性の良い機種で出撃すると、これほど良い成果が出るわけですね。相性の悪い機種でばかり飛んでいたので、ちょっと意外性があって爽快。
 通常ミサイル+銃撃で敵艦を次々仕留めていく快感は、ACE COMBAT ZEROには無いものですね。
 音声断は1回。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
TYPHOON×4
 AAシステム通過は左回りの短いコースで。更に、AAシステムを強引突破。素早くクリア。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
TYPHOON×4
 TYPHOONを使って素早く進行。
 まさに対地銃撃パラダイス!
 これもまた、ACE COMBAT ZEROにはないパラダイスです。
MISSION 10『見えざる姿』 §
TYPHOON×4
 迅速に全機撃墜クリア。
 電子戦機がレーダーに表示される前は、もちろん目視判定で空戦を実行。楽しいですね。
MISSION 02『開戦』 §
TYPHOON+F-5E×2+F-4G (自機TYPHOON)
 音声断が起こりにくくなっていることに気付いて、これが改善なのか、ミッションの差なのかを確認するために、より手前のミッションに挑戦。
 A/B全開で飛びつつXLAAでザクザクとUAVを落とすスピード感は凄いですね。
MISSION 03『間隙の第一波』 §
TYPHOON×3
 全て撃破の成果は当然として。
 やはり音声断はこのミッションでは起こりやすいようです。
 ミッションごとに差があるということですね。
 以上で、検証飛行は終了としました。
 このあと、比較検討のつもりでACE COMBAT ZEROを起動すると、放置していると再生されるムービーですぐに読み取りエラーが発生。これはもう本物のハードトラブルです。
 更に、手近にあった"R レーシングレヴォリューション"のアーケードをいくつか走りましたが、これは問題なし。
そして送付 §
 メモリカードとThe Best版のメディア込みで、PS2本体を梱包して送付しました。
 まあ一応、メモリカードの内容はパソコンに転送してあるし、昔からのACE COMBAT 5のメディアは手元に残っているし、居間には別のPS2があるので、やろうと思えばやれる余地はあります。
 しかし、居間のPS2を使うにはいろいろ気遣いを要するので、しばらくはACE COMBAT休み……という感じにしたいと思います。
 ちなみに、ACE COMBAT ZERO方面については、ストックしたネタを順次放出するかもしれませんが、新規のネタは当分無い予定です。
感想 §
 これほど素直にPS2を修理に送り出せるというのは、やはりACE COMBAT ZEROが終わった……という気分に達したおかげでしょう。おおむね、一ヶ月半でお腹いっぱいになったという感じでしょうか。1年半もやり続けてまた腹八分目のACE COMBAT 5とはあまりにペースが違う感があります。このあたりの分析はいずれ書きたいと思います。