トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のガイキングの感想。
今回のびっくりたまげた意外な素顔!? 地上界のダリウス人(大空魔竜の協力者) §
変装中(中央の人物)
変装解除後
(画像公開ポリシー)
やられた!
人の良いサラリーマンかと思ったら、格好いいじゃないか!
サブタイトル §
第32話「武器ナシ弾ナシ親友アリ! 二人ぼっちの地上戦!!」
あらすじ §
地上界では、ダリウス人の組織NEXが大空魔竜の家族を支援していました。
ダイヤとピュリアは、地上界の無人島に流れ着いていました。
NEXとダイヤの親友ナオトは、無人島に来ます。
そこに、ダリウスの鉄獣が迫ります。
地上界で用意されていたガイキングの予備パーツと炎の力で、ダイヤは合体して戦います。しかし、本物のパーツと炎よりも、力は劣っていました。
世界中にオーロラが発生し、何かが起こる予兆を感じさせます。
感想 §
やられた!
とんでもないアニメだよ、これは!
前回で極上の驚きは全て使い果たしたと思っていましたよ。
ところがこれはどうですか!
まず、大空魔竜最大の問題とも言える「ガイキングが合体したらカオナシ竜」という問題は、前回のピュリアのスペリオルスティンガーで解決されたわけです。ところが、今回、大空魔竜の顔パーツと一緒にスペリオルスティンガーも地上界に行ってしまったではありませんか。つまり、2つも顔を手に入れたのに、大空魔竜はまたもやカオナシに逆戻り!
この展開は、全くの予想外でした。
しかも、地上界の状況も、予想外にぶっ飛んでいましたね。
完全に日本のサラリーマンとして振る舞う地上のダリウス人達。
「本物のガイキングだよ」「けっこう感動しますね」とか、「おっせーな、ビジネスマンなら時間を守れ!」とか、異世界人のセンスではないですね。そのミスマッチが最高に面白いです。
そして、残された家族のケアを行う彼らの描写は、明らかに大人の鑑賞に堪えうる子供向け作品を指向していることを示しています。つまり、とても良心的な作り方をしているということですね。
更に面白いのは、ガイキングの予備パーツなるものが用意されていること。確かに、メカである以上は作れるでしょう。それを、ごく普通の船が運んでくる描写は、まさに現実世界との連続感を感じさせてナイスです。
そして、炎が燃え上がると燃え尽きてしまう塗装。地金むき出して戦うそれはガイキングならぬカイキング?
このネーミングセンスもナイスです。
今回の一言 §
ガイキング占い再開。艦長服のルルが占ってくれます。