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八雲を助ける紅。しかし、八雲がナルトに語る過去の経緯からすれば、紅は八雲の夢を奪った張本人。それどころか、3代目火影まで八雲をやっかい者扱いしたことになる。助ける紅と、助けられる八雲の心の奥の本音はどこにある!?
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
「NARUTO お引っ越し記念!木曜になってもやったらあ!愛と憎しみの師弟対決、上忍も下忍も入り乱れて90分大暴れだってばよスペシャル」
として映画と以下の3話を放送
『劇場版NARUTO-ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会』
「紅の決断 とり残された第8班」
「狙われた八雲 封印された能力」
「紅の極秘任務~三代目との約束」
あらすじ §
紅は、かつて3代目火影に依頼され、鞍馬八雲という少女の個人教師となっていました。
しかし、八雲の危険な能力が目覚めないよう、能力を封印していました。
八雲は暗部に監視されながら隔離されて生きていましたが、ふとした切っ掛けからナルトは八雲と出会います。
紅は、自分は第8班の指導者に相応しくないと自ら名乗り出ます。キバ、ヒナタ、シノはそのことに納得が行きません。ナルトは安請け合いをして紅を翻意させると約束してしまいます。
八雲の住む山荘が、八雲奪還を目指す鞍馬一族に襲撃されます。紅は身体を張って八雲を助けます。幻術勝負になりますが、更に、リー、ナルト、キバ、ヒナタ、シノ、サクラが到着し、鞍馬一族は退却します。
感想 §
いや~、アニメの新番組を、VHF地上波に限って第1話ぐらいはチェックしようと思っていて数の多さに取りこぼしています。その上、スペシャルで3話放映のNARUTOまであるとは。
しかも、今日はこのあと新番組を除外しても、ポケモンDPの録画と、同じく木曜日に移動した銀魂の録画見ないとなりません。
これはもう、疲労困憊でお手上げに近い状態です。
まあ、それはさておき。
久々に見た『劇場版NARUTO-ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会』ですが、こうやって落ち着いて見ると悪くない……という気もしてきますね。気合いを入れて劇場まで行ってこれを見たら「なんじゃこりゃ~」とも思いますが、これはこれで良い映画だと思います。うん、そうだよね。(←「うん」というところがダジャレ)
さて、新OPと新EDが入りましたが……。
前回までのOPは、影になったキャラのカットがあり、これはその姿が明らかになる展開を意図した描写だと思います。しかし、明らかになる前にOPが変わってしまったのは残念。まあ、まだ原作第2部に突入できない以上は、やむを得ないところなのでしょうが。
そして、新OP。これまでと違って異様に渋いです。ひたすらシルエットの格闘技の演舞を見せ、時々ふっと色のついた絵が入るだけ。それも、カメラが揺れる荒っぽい絵ばかり。ムード的にはブリーチに近いかな……という気がしました。
しかし、そういう部分とは別に、演舞をひたすら見せていくというのは悪くない選択だと思います。そう思うのは、実は格闘アニメに開眼する切っ掛けになったのが夢戦士ウィングマンというアニメのエンディングで延々と行われた演舞にあるからです。変身ヒーローであるウィングマンが、敵と戦うのではなく、ひたすら一人だけで格闘技の型を見せていくという内容は、かなり突出した異様さを感じさせました。ヒーローは悪と戦うためにいるのだから、戦いを見せるのが普通ですから。しかし、これはこれで良いものなのです。純粋に身体を動かすことの魅力、気持ちよさというものがそこにあります。
さて、新EDは悪くないのですが、今回は噛み合っていないテロップが邪魔でした。本来は、文字が入る位置を計算して、キャラの顔とかぶらないようになっていたはずだと推測します。しかし、スペシャルゆえにあらゆる情報を詰め込み、計算が活かされていなかったのではないかと感じました。
さて、本編ですが……。
この一連の事件では紅が主役です。下忍ではなく、上忍が主役になるというのは久々かもしれません。
しかも、幻術対決。どこまでが現実で、どこからが幻か分かりません。幻を見せているつもりで、逆に見せられていたという展開もあります。
それを、大人の女性の魅力で見せてくれるのですから、紅さん素敵!ってな感じですね。
一方で、もう一人のヒロイン、鞍馬八雲というのも捕まえ所のない謎の少女です。木の葉の里の没落した一族との関わりも含めて、いろいろと裏がありそうですね。
それは、今後の展開に期待しましょう。
今回の一言 §
ついに、任務に参加するサクラちゃん。
よし、頑張るぞ……というムードを盛りげたところでずっこけて転ぶところがナイス!
そこがサクラちゃんの可愛いところです!