何気なく地図を見ているとき (用が無くても地図を見るのが地図好きだ) 、ふと首都高永福インター真下の『永泉寺緑地』の周辺に『永泉寺』が無いことに気付きました。
左から龍泉寺、永昌寺、永福栖岸院、法照時、浄見寺、本派善照寺などが並んでいますが、『永泉寺』はありません。東側の広い墓地は築地本願寺和田堀廟所です。以下の地図で確認できるでしょう。(一般的なWebブラウザを一般的な設定使っていれば)
『永泉寺緑地』は、どこかで由来を読んだ気がしますが、すっかり忘れてます (間抜け。
検索しても、『永泉寺』ははるか遠い場所にしか見つかりません。
更に調べてみると。
和田堀 寺町より
天長山永昌寺は曹洞宗。明治の末に四谷から移転してきて、そのときこのあたりにあった永泉寺という寺院を合併している。
この記述が正しければ、かつて存在した寺の名前ということになります。
ただ、『永泉寺緑地』は玉川上水の跡地に作られた緑地であって、寺の敷地を転用したものではないように思います。
ちょっと気になったので、メモだけ書き残しておきます。
補足 §
上記の引用記事のブログですが、ちらっと見たら以前頻繁に散歩で歩いた桜上水駅以南の地域に関する歴史的に詳細な話がいくつもあってビックリ。土地鑑があるので、どのあたりのどのような話をしているのか分かります。いずれじっくり読んでみなければ……。
明らかに、私の下高井戸周辺史雑記という話題を交わる部分の多い話ですが、微妙に主たる興味とずれているので見逃されていた領域です。