最近、立て続けに2回連続でやっている散歩は、閉館間近の上北沢図書館に入って「上北沢・桜上水 わたしたちの郷土」を少し読んで帰るというものです。
そして、2回目の今日、図書館に向かって歩いている途中で、ふと水路跡っぽい道に気付きました。水路感度が上がっているからかもしれません。
上北沢駅近くの松沢教会と松沢幼稚園の間から始まります。思わず、図書館からの帰りにこの道を辿ってしまいました。何となく、上北沢ホームのあたりに出そうな予感がありましたが、それは裏切られました。なんと都営上北沢アパート北部の公園に出たのです。よく知っている意外な場所に抜けたので、これまたびっくり。
しかも、世田谷の川 探検隊さんが北沢川 上北沢支流として掲載した水路とは別物です (こちらの水路跡も全体ではないが何度か歩いたことがある)
今日歩いた水路跡の経路をGoogle Mapsで図示します。地図を拡大して流れを辿ってみてください。
補足 §
1948年の米軍撮影航空写真で、これが水路であった裏付けは取っています。
謎? §
さて、ここが本題。
現在の都営上北沢アパートはかつては農地であり、1948年の航空写真では南側と北側に水路が見られます(これが北沢川……だと思う)。今回の水路跡は、この北側水路に合流して終わっているように見えます。この北側水路は玉川上水等の水源から東京湾に向かって流れているはずなので、西から東へ流れているはずです。ところが、今回の水路はなぜか南西方向に向かってこの北側水路に合流しています。はたして、水はどのように流れていたのでしょう? 疑問を残して終わります。
