知っているようで知らないことの多い神田川には驚かされることが多いのですが、それでもまだ油断していました。池袋駅前の我が母校の敷地が、神田川の支流の1つの水源地だった……つまり近所と水がつながっていたと知ったとき、もうこれ以上「驚き」は無いと思っていました。
しかし違いました。
江戸東京博物館を始め、しばしば訪問する両国の向かい側が神田川の終点だったのです。ずいぶん遠くまで来たものだと思ったのに、そこもまた神田川世界と地続き、いや、水続きだったわけです。
そこで、「江戸東京博物館・【企画展】浅草今昔展・錦絵にみる忠臣蔵」に行った後、両国橋を渡って見に行きました。
すると、神田川終点付近には屋形船が多数係留され、「舟宿」なる施設までありました。まさか、「舟宿」を名乗る施設の現物を見ることがあるとは思っていませんでした。しかも、神田川で。
そのに展開される光景は、本当に驚きそのものでした。
もちろん、そういう世界があるかも知れないという漠然とした認識はありました、しかし、それが神田川にあったというのが驚きだったのです。
両国橋(隅田川)から神田川終点を見る §
下記地図A点から北西方向を見る。この合流点が神田川の終点です。
係留された船、船、船 §
下記地図B点から東方向を見る。
舟宿 §
下記地図C点から北方向を見る。道路と神田川の間に存在する建物です。屋形船の乗り場になっていると思われます。
屋形船 §
今にも宴会を始められそうなムードが漂って誘われます。
地図 §