雨がちでなかなか歩く機会を思うように取れないので、今日は思い切って少し無謀にも幡ヶ谷から下高井戸まで主に玉川上水新水路跡を通って歩くことにしました。(ともかく、歩くことは健康上必須なので、かなり義務感で)
通常は徒歩で往復するのが基本ですが、今日は贅沢にも電車で幡ヶ谷駅まで行き、そこから徒歩で帰ってくることにしました。
かなり無謀感のある挑戦ですが、環七(方南町)のドンキホーテに立ち寄るという突然の思いつきを実行したので、完全に万歩を越えました。これは最近の体調や歩いている実績からすれば、完全に冒険です。
玉川上水新水路跡のアップダウン §
幡ヶ谷駅の北側の出口から出て、すぐに北に曲がって玉川上水新水路跡へ。
そのまま、南側の歩道に沿ってずっと歩きました。
そこで気付いたのは、意外とアップダウンが多いこと。水路は通常緩やかな傾斜を与えられたほぼ水平の面に建設されねばなりません。一度下がった水を上げるには大きなエネルギーが必要だからです。だから、玉川上水の跡地の公園などを見ると、(道路との交差部分などを除き)、そうそうアップダウンはありません。
ところが、玉川上水新水路跡を上流に向かって歩いていると、どんどん坂を下がっていき、また上がって行くではありませんか。以前なら意識もしなかったかも知れませんが、標高データを扱うようになってからアップダウンには敏感です。これはおかしい……と思いました。
つまり…… §
これは、現在の道路(水道道路=東京都道431号角筈和泉町線)は玉川上水新水路跡という土地に作られているが、地形的には玉川上水新水路時代の状態を必ずしも維持していないことを示します。
そして、もしこの高低差のある場所に盛り土をして水路を造ったのだとすれば、確かに大地震で崩壊しても不思議ではない……という気がしました。
……というのは根拠のない感想なので信じてはいかんぞ!