散歩中に気になったことを調べていて、その件は空振りでしたが、別件で興味深いものを発見しました。
下水道台帳に、現在は存在しない京王線を横断する道路が描かれています。
Google Mapsの航空写真で見たところ、北側の道路には横道など存在しないはずなのにT字マークが描かれているのに気付いて更にびっくり。
とりあえず、以下のことは言えます。
- Yahooの昭和30年代地図には線路を横断する道路が地図と航空写真の双方で確認できるので、少なくとも昭和30年代までは道路と踏切があったと考えられる
- 現在、踏切は存在しない
- 線路南側の道路は現役の舗装道路である
- 線路北側の道路は単なる建物の間の空き地にしか見えないが、書類上は立派な道路であるらしく、路面には分岐を示すT字が描かれている (しかし南側道路は道路の向きに線が延びていないT字であり、こちらは道路として認識されていないようにも見える)
- 下水道台帳は線路と交差する部分を除けば、的確に描かれていると考えられる
うーん、意外なところで、まだまだご近所も奥が深い……。
2009/04/17追記 §
現地の写真は下高井戸・桜上水間にかつて存在した踏切跡の実情・これが実は道だった!を参照。