ヤマト女装乗組員説を更に延長すると、18歳の血気盛んな宇宙戦士とは実は稚児候補であり、沖田は自由に相手を選ぶことができた、というアイデアにも思い至ります。
古代も実は「可愛い男の子」として選ばれている可能性があります。
男女を均等にせず、男ばかりを選ぶ理由は簡単で、男女が揃っていて子孫を残せるなら新天地を探して移住してしまう可能性があるからです。男ばかりなら、何があっても子孫を残すために地球に戻らねばなりません。ヤマトの帰りを待つ地球から見た重要な保険です。
更に、そうなると森雪の存在が邪魔です。しかし、実は森雪は最初から死人であるという仮説まで思い浮かびます。森雪が幽霊だとすると以下の説明がつきます。
- 初代サーシャに似ていること
- 第2話で古代を治療した雪が、急行したヤマトで既に待っている理由。(幽霊なら距離に関係なく移動できる)
- 男ばかりのヤマトで間違いを一度も起こしていないこと (幽霊は抱けない)
- 最終回で死んでから、特に理由無く蘇ったこと (もともと死んでいる)
では、誰の幽霊かと言えば本当は火星で死んだ初代サーシャの幽霊でしょう。それで似ている理由の説明がつきます。初代サーシャの幽霊が、イスカンダル人の知識に乏しい古代と島の解釈を経由して、地球の女性「森雪」に変形して化けて出たのが森雪かもしれません。幽霊とは、それを見る生者を経由して出るものだからです。死者がそのまま出るわけではなく、見ている生者を経由して出ます。
森雪が生命を得るのはいつか §
おそらく、沖田の死によって森雪は本当の生命を得ます。従って、古代との初エッチが、ひたすら遅延されるのも当然です。沖田の死は誤診であり、実はまだ生きていたのです。従って、TV第1シリーズの最終回での森雪の復活は完全ではなく、結婚の約束も履行できません。そして、アクエリアスで沖田が死んだ後で、やっと古代との初エッチが可能となります。
ちなみに、カットされた台詞で死んだら沖田は古代の中に行くという話がありますが、古代の初代サーシャ解釈が産み出した半創作物が森雪である以上、森雪の生きている身体も古代を経由して産み出されますが、これはすぐ履行されません。誤診だったから沖田は死んでいないのです。
補足 §
……という話を信じてはいかんぞ! 全ては単なる個人的な解釈の、それも1つに過ぎないぞ!!
本当に怖い話 §
実は、エッチを含めて古代の妄想であり、娘が生まれたことも妄想であり、娘も最初から死者として生まれたとすれば、実は美雪が1人だけ墜落から生き延びている理由も分かります。最初から死者なので、墜落しても死なないのです。従って、現実を見ないために古代は宇宙に行く必要があり、死者としての娘は酒浸りの誤診する佐渡に預けられます。しらふでは娘が生きていないことに気づいてしまうが、佐渡ならその点で大丈夫です。常識を欠いて、しかも酒を飲むアナライザーも同様です。
(ちなみに、2代目サーシャはメカマニアで常識を知らない真田に預けられるぞ)
(もう1つ、普段は単座のコスモゼロだが、幽霊なら存在しないとしても後席に乗れるぞ)