「というわけで、ドラえもん のび太の人魚大海戦の感想や」
「ま、まさか邪道編?」
「ふっふっふ」
「それってそもそもどんな映画?」
「よし、以下に分かりやすいようにまとめてみよう」
- 映画の序盤で、まず悪い宇宙人に地球ではない惑星が襲われているシーンがある。新たな脅威が宇宙を席巻していた。地球はまだその事実を知らなかった
- 序盤、なんか凄く巻いている迫力ある映像が迫って来る
- ワープは見せ場の1つだ
- 一定時間内に救え、という時限展開
- アクなんとかいう母なる惑星が出てくる
- アクなんとかいう星の名前にもう1つアが入っている
- 汚染を除去するアイテムがキーポーイントだ
- 終わりに出てくるのは汚染された惑星が丸く遠くから見えるカットで、みるみる青くなる
「ちょちょちょ、ちょっとまて」
「なんや?」
「これ、全部その映画の説明文? ヤマトじゃなくて?」
「なんちゅうヤマトや! と思いながら見ていたのも事実」
「なんちゅう邪道な客や!」
「でも、なんちゅう海底3万マイルや! よりもまだマシだろ!」
「どっちもどっち」
「大丈夫。どこでもドアを開けばやはりしずかちゃんの家の風呂場だし」
「おお、心の友よ!」
「でも、脱衣所に出て、ちゃんと男どもが追い出されるのはいいね」
「ちょっとがっかり」
「ちなみに、風呂に入っているソフィアの足が魚になるのだろうと思ってみていると、着替えを置きに来たしずかちゃんの足の方が魚になるのは面白い工夫だね」
「いいかげん、しずかちゃんネタと風呂ネタから離れなさい」
「というわけで、けっこう面白かったぞ。ヤマト的にもなっ!」
「ヤマトネタからは離れられないようで」
「でも、本筋はきちんとした映画を作っていて、脇道でヤマトになるから安心して楽しめるのだ」
「ということは?」
「別にヤマト知らなくて、楽しく見られるから安心して見てくれ!」