多摩川を歩く・京王線 中河原→西武多摩川線 競艇場前で述べた計画のうち、「西武多摩川線 競艇場前→京王線 京王多摩川」の範囲を歩いてきました。
しかし、これは大失敗。
病み上がりでこれは身体に過剰な負担でした。
あとで寝込んだらどうしよう……。
武蔵野台と白糸台の間にある庚申塔 §
まずは京王線武蔵野台駅から西武多摩川線白糸台駅へ乗り替え。
その途中で庚申塔を発見。
逆方向に歩いた前回移動時は気付かなかったものです。
開始点へ §
西武多摩川線に一駅乗車。
かぶりつきで運転台の後ろに立っていました。うーん、単線を堪能。
(そういうことをするから、余計に体力を消費するのだ!)
西武多摩川線競艇場前駅で下車。
凄い音が聞こえるので何かと思ったら、競艇場で競艇をやっていました。音はボートの走行音でした。しかし、駅から競艇場への連絡通路から見えないように木が立ち並んでいたので、はっきりとは見えませんでした。
(見ようと思ったりして寄り道するから、余計に体力を消費するのだ!)
というわけで、競艇場は諦め、前回訪問時の道を逆に歩いて前回歩き終えた場所へと移動。
ここがその場所です。
この木の奥が道路で、その奥が多摩川となります。
しかし、ここから左に歩き始めてもなかなか多摩川に出られない罠 (笑)。まず道路側に抜けられず、道路にも横断歩道がありません。
ずっと歩いてやっと多摩川側に抜けました。
多摩川八景 §
しばらく歩くと、河原に多摩川の全体を石等で再現するという場所がありました。
見れば、範囲としては奥多摩湖の更に源流の川から、東京湾まで含んでいました。途中で合流する川も、のきなみ再現。
愕然とするほど凝ってます。
河口付近には、羽田空港のような形をした陸地も作られているし。
しかも、とてもつなく広いです。
Google Mapsの航空写真ではっきりと形が見えます。(←クリックして確かめてみてください)。
一通り上流から下流まで見るだけでも一苦労。
(一苦労してまで見るから、余計に体力を消費するのだ!)
稲城大橋 §
いくら歩いても近づいてこない橋に焦りつつ歩きます。
稲城大橋です。
こうして歩いていると、橋を渡るわけではないので、有料橋も鉄道橋も水道橋も関係ありません。セクシーかどうかだけが橋を見る尺度になります。
稲城大橋はこの角度から見ると、とてもセクシーです。
北多摩一号水再生センターの水門 §
稲城大橋のすぐ手前に北多摩一号水再生センターという施設があります。稲城大橋のすぐ先にある水門が、ここから排出される水を送り出す施設のようです。
この水門はいい! 巨大建造物は男のロマンですね。
水もたっぷり。
実は多摩川沿いに歩いても、ほとんど近くに大量の水を見ないのですよね。河原が広く、水は遠いのです。
多摩川原橋 §
再び、歩いても歩いても次の橋が近づいていません。
しかし、水面が近くまで接近してきました。
秋の低い太陽を浴びて、水面がキラキラ光ります。
しかし、次の橋に接近して焦りました。
てっきり道路橋だと思っていたら、実は水道橋。しかも、道路橋はその先。
まさか、道路橋はもっと遠いのか!と焦りましたが、2本の橋は並んで架かっていました。
京王相模原線多摩川橋梁 §
そろそろ大詰め。
最終地点となる京王相模原線橋梁が間近になると、「もう終わりか」と寂しい気持ちになるのはなぜでしょう。
京王多摩川といえば、子供の頃に遊園地(現存しない)に連れて行って貰ったことが一度あります。うろ覚えの記憶ですが、ビックリハウス(?)というようなアトラクションがあって、中に入ると座った椅子が部屋の中を激しく回転するというものです。実際に回転しているのは部屋の方(壁、床、天井)で、椅子は前後に揺れているだけなのですが、こういうトリックもあるのか……と印象深く覚えています。(が、それが本当にこの遊園地だったかどうかは定かではない)
そのあと、京王相模原線が京王よみうりランド駅まで延長されて以後、この橋梁を電車に乗って通過した回数は数知れず。
最近では、去年調布市郷土博物館を訪問した際(調布市郷土博物館・わが家の思い出展 -新収蔵資料から-参照)には、京王多摩川の駅で降りています。
身体の限界を超えている…… §
京王多摩川の駅まで歩きながら、完全に身体の限界を超えていることをはっきりと自覚たので、そのままゆっくり休みつつ昼食を取ることに決めました。
馬車道があることは去年の訪問の時点で分かっていたので、とりあえずそこに入りました。
コースのパスタを頼んで食べましたが、馬車道でパスタ!?
明治の女性達の写真がよく見える席に座ってパスタ!?
ちなみに、禁煙席は仕切られていて、ウェイトレスの働く姿はあまり見えませんでした。