多摩川を歩く・京王線 中河原→西武多摩川線 競艇場前で述べた計画のうち、最後に残された「京王線 京王多摩川→小田急 和泉多摩川」の範囲を歩いてきました。
これで、計画した範囲は全て歩き終わったことになります。
しかし、今回は前2回とムードはかなり違っていました。
台湾屋台の店 §
京王線 京王多摩川に到着したのが昼時だったので、これまで気になりつつも入ったことがなかった京王多摩川駅前の台湾屋台の店に入りました。(たぶん屋台料理を出すという意味で、店は屋台ではなく普通の店だった)
ランチメニューの五目そばを頼みましたが、すぐにザーサイの小皿と小さなサラダの皿が出てきて、あとからかなりの量の五目そばとお茶碗に白いご飯が出てきました。凄い量です。それでいて、たったの600円です。すぐそばのマクドナルドでビッグマックのセットを頼むのと大差ない値段ですが、ボリューム感は圧倒的でしょう。
更に、あっさり味でけっこう美味しく食べられたので、文句は無し。
とはいえ、比較的暑い日だったので、本当に汗だくになりました。
京王相模原線多摩川橋梁 §
前回の終了点の京王相模原線多摩川橋梁です。
橋梁を渡る都営地下鉄線車両を見て、はっとデジャブを感じました。
この電車は江戸川も渡っている……。
東東京の江戸川と西東京の多摩川の双方を渡るとは、とんでもない強者かも。
真の開始点 §
真の開始点はこの交差点になります。前回はここまで歩きました。
水が近い §
これまでよりも、グッと水が近くに見える頻度が高くなっています。
見事な中州も見えます。
(男の子の定番としての)秘密基地が作れそうです。
川をわたる送電線の上に無数の鳥 §
実は、今回歩いた範囲内に、橋は1つしかありません。(開始点と終了点の鉄道橋を除くとして)。しかも、その橋は終了点の小田急の橋梁のすぐ側にあって、事実上終了点そのものです。
つまり、実質的に「途中に橋が1つもない」にも等しいのです。
住民に対岸と交流はないだろう……などと思いながら歩いていました。
そういう中で、橋ではないが川を渡っていたのが送電線です。
見ると、無数の鳥が送電線の上にとまっていました。
この数は圧巻でした。
歩いても歩いても…… §
歩いても歩いても次の橋が近づいて来ない……というのは贅沢すぎる愚痴でした。
何せ今日は、歩いても歩いても次の橋が「見えない」という状況だったのです。
最初は遠いためかと思っていましたが、実は川が曲がっていて視界が遮られたためと分かりました。
そして、ひたすら歩いてやっと多摩水道橋に到着。
この向こう側は、小田急多摩川橋梁です。
小田急多摩川橋梁 §
既に複々線用の橋桁も用意されている小田急多摩川橋梁です。
子供の頃、よく父に連れられて来た場所です。ですが、懐かしんで河原を歩く余裕はもうありません。
しかし、この点から駅に向かって歩くことはできません。
もう少しだけ先に歩かねばなりません。
真の終了点 §
ここが今回の真の終了点となります。
ここから多摩川にお別れして、和泉多摩川の駅まで歩きます。
TRAINSは臨時休業 §
和泉多摩川といえば、小田急グッズショップTRAINSがあるのですが、なんと「海老名電車基地でのファミリー鉄道展に出店する」という理由で休業でした。
というわけで、そのまま小田急に乗って帰りました。
以上で今日の冒険はおしまい!
感想 §
途中で休もうと思っても、清涼飲料水の自販機やトイレもなかなか見つからず、けっこう大変です。しかし、広々とした場所を延々と歩き続けるのは気持ち良いと思います。だからこそ、最後まで貫徹できたわけですね。
ちなみに、最寄り駅で小さく区切って歩く方式で、そのまま続けて河口近くまで歩き切れそうです。
最善かどうかは別として、とりあえずの案は立てられます。
- 小田急 和泉多摩川→東急 二子玉川
- 東急 二子玉川→東急 多摩川
- 東急 多摩川→東急 矢口渡
- 東急 矢口渡→京急 六郷土手
- 京急 六郷土手→京急 穴守稲荷
- 京急 穴守稲荷→東京モノレール 新整備場
とはいえ、他にも行きたい場所がいろいろあるし、これ以上遠くなると前後の移動時間もバカにならなくなってきます。
当初の予定は全て歩き切ったわけですから、多摩川歩きはここでひとまず終了ということにしましょう。