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三志郎ときみどりの心が重なる。何もかもが狂った世界に囚われるきみどりは、その世界からの脱却を望む。だが、世界そのものが、きみどりを逃がしはしない。赤銅の鬼仮面とは、狂った世界そのものの代理人。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日の妖逆門の感想。
サブタイトル §
第34話 『きみどりのこころ…』
あらすじ §
正人は、ずっと病気で寝ていた少年でした。
しかし、妖逆門参加中は健康になるという特典のおかげで、元気にゲームを行うことができたのでした。
妖逆門で勝者となった正人は、自分の身体の健康を望もうとします。しかし、古木からしたたり落ちた黒い雫が正人に当たると、正人はずっとゲームを続けると主張します。そして、正人は妖逆門をもっと面白くすると称して、あやかしを戦わせるアイデアを提案します。こうして正人は、最強のプレイヤー、赤銅の鬼仮面となったのでした。
これで過去を見ることは終わり、現代に戻ります。
ねいどはきみどりと同じものであることが明らかになります。
三志郎は正人に戦いを挑みますが、敗北します。
正人はきみどりと、同行を希望した修を連れて去ります。三志郎は最強の魔王にならねばならないと正人は言います。
幻風堂の爺さんは幻風堂で立ち上がります。
感想 §
今回の正人の説明は、一見して筋が通っているように見えますが、実は1つだけ大きな穴があります。それは、幻風堂の爺さんが何者か、全く説明できていないことです。
ということは、正人の説明は正しくないという可能性もあり得ます。
それは、正人の説明に「違う」と異議を唱えるきみどりの態度に、実は深い意味があることを示唆します。
そして、この疑問に直接応えてくれるかのように、エンディングの後のシーンで幻風堂の爺さんが立ち上がって歩き始めるシーンが。
正人が語った「真実」が更に覆っていく展開もあり得そうですね。
今回の一言 §
こうして見ると、実は正人も被害者という可能性が出てきましたね。しかし、もしもゲームが終わってしまったら正人はどうなるのでしょう? 病気で死んでしまう? 三志郎がゲームの勝者になった場合の結末はそうなる?