そうか! そういうことだったのか!
やっと点と点が線でつながりましたよ!
謎その1・ヨークマート付近の小商店街 §
滝坂道と荒玉水道が交差するあたり、ヨークマート付近には小商店街が存在します。これといって、商店街が造られる地理的な必然性も感じられず、なぜここに……という印象がありました。
謎その2・南に延びる豪徳寺駅商店街 §
豪徳寺駅の商店街はなぜか世田谷線に沿って南の方に長く伸びています。滝坂道と交差するあたりまで続いています。これも少々奇異です。
謎その3・長すぎる経堂の商店街 §
映画ROOKIESのロケ地となったクリーニング屋と長い長い商店街に書いた通り。駅から遠く離れた場所にまで商店があります。
つまり滝坂道なのだ §
この3つの謎は全て「滝坂道に商業道路としての性格があり、商店を集める機能性を持つ」とすれば解釈可能となります。滝坂道そのものに商店を集める機能性があるため、駅から近い、遠いという問題は直接的に意味がありません。道路そのものが商店を集める求心力になっているのです。
従って、たとえば豪徳寺駅の商店街は商業的な1つの焦点である駅ともう1つの焦点である滝坂道を結ぶ範囲に繁栄することになります。
道路の役割の違い §
このような認識を持つと、実は古くからある道路にはそれぞれ違った役割があるのではないか、とも思えてきました。
- 青梅街道→物流道路
- 人見街道(府中道/江戸道)→(江戸時代以前の政治)宗教道路
- 甲州街道→軍事道路
- 滝坂道→商業道路
思っただけで事実であるかは全く分かりませんが。
(そもそも、滝坂道→商業道路という図式がいつから成立したのかも全く調べていない状況であるし)
感想 §
やはり歩くことは大切だと思いました。歩いて歩いて歩いて歩き続けると、ふと気づくことがあります。上記の3つの謎も実際に歩いたからこそ気づいたことです。