「て」さんよりのメッセージです。
Subject: アップダウで実感する滝坂道と、甲州街道の経路の謎
Keyword: 【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→下高井戸周辺史雑記】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20091203120908
名前: て
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本文:
こんばんは。
初台~代田橋間って、やっぱりミステリアスですよね?!
先に投稿させてもらった旧甲州街道の件は、新道開通により、「玉川上水の橋が同名で移転された」と記載があったから、強く印象に残っていました。
また、玉川上水幡ケ谷分水が二号橋から西方へ甲州街道沿いを逆行し、中野通り東方で、北上し神田川笹塚支流の源流の一つへ注いでいたのに驚かされます。
この分水は甲州街道の立体化で完全分断されているので、何時まで現役だったのかと時代の流れに頭を巡らせています。甲州街道立体化は、東京オリンピック時なので、関東大震災後の上水道甲州街道地下化の時には、どうだったんだろう?それとも新水道建設時なのか?なんて…
今残る、玉川上水から直行で北行する暗渠跡は…
周辺甲州街道拡幅は昭和43年…
笹塚駅高架化は昭和52年
.
なんて思い巡っています。
また、滝坂道って、今こそ細い裏道化してしまっていますが、渋谷から仙川迄、確かに歴史の有りそうな商店が多いですよね。
あのクネクネした、滝坂道を自転車で走ると気持ち良かったのですが、そろそろ寒さ厳しくなりそうですね。
御自愛下さい。
さて。突然気づいてしまったのですが。
実は、代田橋付近のガソリンスタンドから入る道は現在途中で消えています。しかし、その延長線上には実は代田橋の傾斜路に向きも位置もジャストミートしてそのまま延長すると玉川上水に衝突します。
最初に気づいたときは、そこで南に曲がっていたのだろうと思っていましたが、『新道開通により、「玉川上水の橋が同名で移転された」』という記述でハッとしました。この延長線上の玉川上水との交点に橋があったとすれば、そこが旧代田橋の所在地で、現在のガソリンスタンド付近が移転先の新代田橋となります。
そして、旧甲州街道とはこの旧代田橋を渡るものであったかもしれません。
その先の経路は良く分かりません。
このアイデアは、甲州街道が先でかつ道路は過剰な遠回りを避けるという前提によく合致しますので、1つのアイデアとしてありだと思います。
(このあたりも調べないとまずいかな……。環七以西は調べたいと言ってしまったのですが、その範囲内だし)
感想 §
実はガソリンスタンドを見る趣味を知ったために、何回かガソリンスタンドを見に行ったので、ここで分かれる道は良く分かります。かつてそこから歩いたこともあります。その成果がまさかこういう形で出てくるとは。もちろん、代田橋の玉川上水付近の住宅街も歩いたことがあります。
ちなみに、建物の向きを前提に旧・本道の向きを推定すると、旧甲州街道の経路はほとんど京王線に飲み込まれてしまいような感じです。玉川上水を渡ったあと、おおむね京王線の北横の道がそれで、環七から笹塚までは完全に線路の下ではないでしょうか。その先は良く分かりません。
お断り §
という話を信じてはいけません。あくまでただのアイデアです。