「たまにはVFXからアニメの話に戻るぞ」
「ってことはまだまだSPACE BATTLESHIP ヤマトの話題も多いのか?」
「ずばりそれも多い。いろいろネタはあるんだ。けどアニメの話もまだまだある」
これは! §
やや矢野屋さんよりご指摘頂きました。
Subject: ファフナーとヤマト
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20101214083654
名前: やや矢野屋
本文:
こんばんは。
「蒼穹のファフナー」、私は視聴したことがないのですが、監督の羽原信義さんは復活篇で演出のお手伝いをなさっていますね。
たしか絵コンテも描いていらっしゃったと思います(羽原さんのブログで拝見した記憶が…)
それと、湖川さんのブログで知ったのですが、復活篇DC版では演出として参加なさるそうです。
http://mo111room111.blog71.fc2.com/blog-entry-56.html
以上、お知らせまで(汗)
あっ…… (汗)
「マシンロボ→はばらのぶよし」とか「ジャンケンマン→はばらのぶよし」という連想なら働いたのに。
「ヤマト→羽原信義」の連想はなかった。
昔のヤマトで出てくる名前じゃなかったから。
復活編のスタッフ一覧も見てるはずなのに。
復活編だと「メカニック演出」として名前が出ていますね。
DC版というとドリキャス版(違)、ディレクターズカット版ですね。
しかし、ディレクター不在のディレクターズカット版……。どうなるのだろうか。
みんなそう思っているのでしょうが。
ちなみに、どうでもいい余談ですが、復活編BDの内容が微妙にロードショー上映版と違うような気がしますが(本当に微妙。ほとんど同じはず)、ディレクターズカット版が成立するぐらい未使用の映像素材があるなら見てみたいものですね。それとも新作なのかな。スターシャ死亡編は新作だったという過去もあるし。
まあともかく、中身が揺れるのもヤマトのヤマトらしいところ。スターシャ生存編だとか、さらばの幻の0号フィルムだとか、デスラーが生きてたり死んでたりする完結編とか。それぐらいでオタオタしていてヤマトファンをやってられるか、というところはありますが。
それにしても、羽原信義演出のヤマト復活編はどんな映画になるのでしょうか。
実現するならちょっと楽しみですね。
って、ファフナーへの言及が1つもない!
オマケ §
「で、羽原信義演出のヤマト復活編ってどうなると予想するの?」
「うん。娘の美雪が妹に設定変更されるんだ」
「それで?」
「ススムって上手く言えないんだ」
「じゃあ、なんていうの?」
「スム兄さん」
「名前もレイナに変更かよ」
「おまえらに名乗る名前は無い!」
「古代と違って幅広く知られているわけではない無名の子供だしね」
「ならあれだ。徳川の孫娘が美しく育ったという話で」
「なんだよそれは」
「主人公じゃないけど愛子ちゃん大活躍」
「その愛子ちゃんが何をするんだよ」
「魔法でみんなを助けるんだ」
「どんな魔法だよ」
「愛子のお願い、あいこでしょ」
「……」
「じゃ、思いっきり主題歌で地球への愛を歌うんだよ。これなら新規作画も不要」
「愛なら確かにヤマトらしい。でも、どう歌うんだよ」
「まぶしすぎる地球にI LOVE YOU♪」
「なんか違う」
「じゃあ、あれ。ほら、復活編といえば敵がいきなり第1艦橋に来るじゃない」
「うん」
「でもさ。実体なのか幻影なのか良く分からないよね」
「そうだ。なんかいるような気がするだけで、幻を見てるだけという気もする」
「というわけで、思わず質問するんだ」
「なんて?」
「あなたはそこにいますか?」
「返事をするとどうなるの?」
「ブラックホールの向こうの異世界に同化されちゃうんだ」
「それはどうかと思うぞ。同化だけにな」
SPACE BATTLESHIP オマケ §
「同化と言えば」
「なに?」
「そういや、フェストゥムも個という概念がないんだよ」
WikiPediaより
様々な種類があるが、フェストゥムという存在は全体で一つである。
「ガミラスと同じだ」
「ガミラスボーグにはいくつも種類があるが、ガミラスという存在は全体で一つなんだ。SPACE BATTLESHIP ヤマトではね」
「なるほど」
「意外なところで相性がいいのかもよ」
「そうか」
「でも、SPACE BATTLESHIP ヤマトじゃなくて、一体に見えて実はバラバラの大ウルップ星間国家連合の出てくる復活編を演出するね」
「どこか状況が捻れているね」
「世の中、思い通りには行かないものだろう」
「爽快な言い切りだね」
「12月版の紙兎ロペのネタでもあるしな」
「ピラフの上に乗ってるイギリス国旗かよ」
「TOHOシネマズでSPACE BATTLESHIP ヤマト見たら、たぶんみんな見てるはずだ。遅刻していなければな。SPACE BATTLESHIP ヤマトもこれも12月1日から上映開始の筈だからな」
「逆に言えば、他の系列の劇場で見たら見てないはずだよね」
「TOHOシネマズでも、12月じゃないタイミングもな」
「ぐだぐだ」
「ぐだぐだの海におぼれるのがヤマトってものさ」
オマケ・ジャンケンマン §
「どうでもいいが。実は『愛子のお願い、あいこでしょ』もネタとしてすげえ難しいぞ」
「え? どうして?」
「魔法少女が好きという比較的年配のオタクはかなり多いだろう」
「うん。たぶんね。マミとかペルシャとかエミとか」
「でも、魔法少女のアイコちゃんと言って知ってる人はかなり少ない」
「そんなキャラいたんだ。スイートミントとか、その辺のちょっとマイナーな系列かな。それとも、ポプリちゃんとかと同じ別系統なのかな」
「いやいや。だからさ。主人公じゃないんだよ」
「ええっ!?」
「ジャンケンマンというけっこう良い作品があってね。価値を認めて好きだった人はけっこう知ってるが、小勢力だったよ」
「どうして?」
「あからさまに低年齢層向けの作りで、大多数のオタクからは避けられたんだろう」
「低年齢層向けアニメって避けられるの?」
「理由は良く分からないが、そういう傾向はワタルとかでも見られる典型的なパターンだ」
「へえ」
「で、そのジャンケンマンのヒロインがアイコちゃんで、魔法を使うのだ。『アイコのおねがいあいこでしょ』といってね」
「なるほど」
「そのジャンケンマンのキャラデザがはばらのぶよし先生というわけさ」
「そうか」
「ウルルンのファンとかもいたけど、おいらはオソダシが好きだったな」
「それじゃ時間も遅いしもう寝るか。グゥグゥな」
「よし。ジャンケンパワー、グゥ!」
オマケダーかめん §
「こっから先は手を出すと火傷するぜ」
「そんなディープなネタに手を出すのか?」
「どうでもいい話とも言うがな」
「なぜ火傷するの?」
「ディープなマニアを自任する者達の多くが夢想だにしなかった世界に踏み込むからだ」
「ディープなマニアよりもっとディープってこと?」
「ある意味ではな」
「じゃ、始めてくれよ」
「実はオソダシのことを思い出して突然気付いた。ニャオンと似ている」
「は? ニャオン?」
「やなせたかし先生原作のニャンダーかめんというのがある。それのレギュラー悪役だ」
「アンパンマンのやなせたかし先生?」
「そうだ。でも、先生はこっちの方が好きらしい」
「どういうことか説明してくれよ」
「いいかい。アンパンマンのバイキンマンには、ドキンちゃんがいる」
「うん」
「バイキンマンは、ドキンちゃんに振り回される役柄だ」
「そうだね」
「しかし、ニャオンは違う。周囲を振り回す側だ。近くにいる女性であるおコンちゃんはあくまでニャオンさまラブのいたいけな少女で、そういうニャオンに手を貸してむしろ行動を後押ししてしまう」
「そうか、アンパンマンとは構造が違うわけだね」
「でもジャンケンマンとは構造が似ている。オソダシがニャオンで、ウルルンがおコンだ。金持ちのボンボンという境遇も似ている。両親が死んで家族のいないオソダシがニャオンだと言っても良いかもしれない」
「ええっ?」
「奇妙な酷似だね」
「子供向けと思われるのか著しくオタクの注目度も低いのも同じだが、おいらは好きだったぞ。ニャンダーかめんも」
「どうして?」
「ニャンダーかめんというのは、実は厳密には正義の味方ではないんだ」
「どうして?」
「『助けてと言われれば誰でも助ける。それが敵でも味方でも』」
「まるで、捕虜のパイロットの自殺を止める古代みたいな奴だね」
「だから、戦闘行為は、言葉で言っても迷惑行為をやめない乱暴者を取り押さえるために発動される最終手段となるが、相手が改心したり無力化された後は継続されない」
「なるほど」
「アンパンマンとバイキンマンほど正邪敵味方が明瞭ではない、という意味で子供向きとしてはある意味で冒険だろう」
「確かに冒険だね」
「でも、それが本来アニメが持つべき魂だ。正邪の価値観が最終回であっさりひっくり返るトリトンの昔からね」
「なるほど」
「そして、この路線はまだまだ続く」
「ええっ?」
「そもそも、現在進行形でブレイヴがそういう話をやっているわけだしね。そもそも、人類を魔族から救うために未来に呼ばれた馬神弾が、人類の敵になるか過去に帰るかを掛けてバトル中だ」
「って、勝っても負けても人類はどうなるのさ」
「まさに冒険し続けてこそのアニメというものだろう」
「冒険は、まだまだ続くのか」
「そうさ。棒剣の旅、まだまだ続くよ!」
「そこ。冒険が誤変換してるぞ」
「誤変換じゃないんだ、ニャンダーかめん的には。『棒剣』と言うアイテムが作中に出てくるのだ」
「ひ~」
「だからうかつに手を出すと火傷するって言っただろう?」
「でも、どこがヤマトネタなの?」
「ヤマトは関係ないが、冒険とヤマトは関係ないこともない」
「冒険小説ってこと?」
「それもあるが、松本版コミックのヤマトは冒険王連載だ。まさに冒険の王者だね」
「なんか違う」
「夢、ロマンと来たら冒険心だしな」