「予想もしていなかった事態なのだが、今更ノベライズの小説版が出たらしい」
「ええっ?」
「小学館文庫の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」だ。タイトルからして明らかに、実写版がベースだ」
「それで?」
「下高井戸の本屋で探したが無かった。桜上水の本屋で聞いたら売り切れだった。夕方、6時過ぎの話だが」
「売り切れ!?」
「しょうがないので、注文しておいた」
「しかし、こんなのばっかりだね」
「うん。1つだけ見えてきた状況がある」
「なに?」
「現在、ヤマト関連本は明らかに手厚いニーズがあるにも関わらず、仕入れが消極的だ」
「本来ならもっと売れるはずなのに、入手難ってことだね」
「そうだ。そういう意味で、ヤマトがドカッと来るという感触が感じられている」
「それは凄いね」
「そもそも、この実写版。キムタクで日本初の挑戦というSF的冒険映画ということで、見てもいいかなという一般人を動員できたらかなり凄いことになると思うぞ」
「もうアニメの時代じゃないってことだね」
「そうだ。実写とアニメの境界がぶっ飛んで消えた新世界だ」
オマケ §
「他にもあるぞ」
「というと?」
「昔、笑う犬というコント番組があって、けっこう好きで見ていた」
「うん」
「特番で復活した。笑う犬2010だ」
「それで?」
「サブタイトルが新たなる旅」
「はははは。どっかのテレフューチャーそっくり」
「そもそもさ。昔の笑う犬ではやたら力が入ったミル姉さん(牛)のカリ城声真似とかやってる前科もあるし、デスラーネタもやってたし(後ろで掃除)、そこはもう狙っているとしか思えない」
「そうか。それで新たなる旅とは、やはり時代はヤマトか」
「そうだ。やはり新たなる旅はヤマトだろう」
オマケ2010 §
「というわけで、笑う犬を再生しながら文章を書いたわけだが」
「うん」
「ミル姉さん、いろんな実写映画ネタの後、ジブリ映画ネタの連打。牛の宅急便とか、ミルエッティとか」
「はははは」
「最後に、まさかの、ぼくトラだもんの再登場。あ、これは藤子ネタね」
「すげー」
「全力坂みたいに走るわけだ。葉っぱ隊(2人だけ)も。やったやった」
「なるほど」
「実写コントでここまでネタをやる以上、やはりアニメと実写の境界はもう無いな」
SPACE BATTILESHIP オマケ §
「で? 問題の本の見込みは?」
「数日中らしい。割と近い未来に手に入りそうだ」
「ヤマトのノベライズか、何もかも皆懐かしい、と泣きながら読むのかな?」
「小説でヤマトを読むのはいつも冒険さ。島がサイボーグになったり、ヘリが宇宙を飛んだり、ワクワク冒険止まらないぞ」
笑う犬作戦 §
「しかし、今年は宇宙犬作戦といい、笑う犬2010と犬の当たり年だね」
「今年は戌年に違いない」
「ははは。残念ながら違う。それは平成18年らしい」
「じゃあ今年は?」
「僕、トラだもん」