豆腐小僧双六道中ふりだし
豆腐小僧双六道中ふりだし
京極 夏彦
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2004年05月02日
このサイトについてtotal 2036 count

このサイトのコンテンツに関する議論をしたい人へ

Written By: 株式会社ピーデーWebMaster連絡先

 主に川俣晶の縁側に書かれたコンテンツに関する話ですが、このサイトのコンテンツに関する議論をしたい人への参考情報を以下に書きます。

議論に応じるかどうかについて §

 反論を頂いた場合でも、時間の都合、反論の内容に興味を持てるかなどの理由により、常に議論のお相手ができるとは限りません。

 特に、エバンジェリストの反論マニュアル通りの反論のようなものは、議論に応じる意欲をかきたてられない可能性が高いことは特記しておきます。(例:「オープンソースがプログラムの労働の価値を貶める」に対して、「オープンソースでもプログラマが食えなくなることはない」という反論)。逆に、自分の頭で考えたことを書いてくる場合は、拙稚でも対応する可能性は高くなります。マニュアルは見に行けば済むだけのことなので、いちいち説明されるのは迷惑なだけです。しかし、その人が自分で考えたことは、その人から聞くしか方法がなく、たとえ間違っているとしても重要な示唆が含まれている場合もあります。

場所について §

 基本的には、testml4メーリングリストを議論の場所として用意しています。これは株式会社ピーデー製品のりすと亭のテストという建前に隠れて、特定の話題に限定されずメッセージ交換を楽しむメーリングリストです。

 状況によっては他の場所で議論することもあり得ます。

基本的なスタンス §

 XXは正しいか間違っているか、という白黒を付けるだけの議論にはあまり意欲をかき立てられません。どのような主義主張であろうと、完全に正しいものも、完全に誤ったものも、たぶんあり得ないでしょう。

 それよりも、何らかの主義主張が、いかなるバックグラウンドによって発生し、どのような社会的な機能を果たしているかに興味があります。

 その点で、自説の正しさを説得したいだけの人は、即座にお帰り頂きたいと思います。

議論の心構え §

 有益な議論とは、Aという主張を行う人と、Bという主張を行う人が意見を戦わせた結果として、どちらも予測し得なかった、新たなCという主張が生み出されることだと思います。

 ですから、反論を行う場合、議論終了後に自説が全く同じ状態で残らないかもしれない、と言うことを心構えとして持てる人は歓迎です。

 もちろん、私(川俣)も、そのような心構えでコンテンツを書いています。むしろ、自説の正しさを説得することよりも、思いもよらない結果が出てくることの方が面白いと思います。

 逆に、相手に意見を聞く気はなく自説を強制したいだけの人は有意義な議論の主体たりえないので、歓迎ではありません。

基礎から教えるか、基礎から教わるか §

 しばしば見られるパターンとして、反論者が基礎的な知識を欠いているケースがあります。基礎的な知識がないのに反論できるということは、錯覚かあるいは、他人の受け売りと言うことになります。そのような場合、議論を可能にするには、基礎から教える必要がありますが、挑戦者にタダで個人教授するほどの余裕はないので、議論の相手はできないという結果になります。きちんと自分で勉強してから出直してきて頂くのが最善です。また勉強することで、反論が消滅する可能性もあるでしょう。

 もう1つのパターンとして、議論が噛み合わなくなると、私(川俣)に基礎から教えようとする人がいます。(例:Javaの素晴らしさを基本理念に戻って基礎から説明しようとする人)。このパターンに陥るケースでは、議論そのものがその時点で既に破綻していることが多いように思います。念のために書き添えると、議論の過程で、この分野に関する基礎的な知識が足りないのではないか、と議論相手に問いかけることは間違いでは無いと思います。それは有益な問いかけであると思います。しかし、相手の理解度を確認することなく、基礎も分かっていないと思い込んで初学者扱いすることは、議論を行う態度としては有益ではないでしょう。このような態度は、実質的な打ち切り宣言に等しいと感じます。

望ましい前提 §

 ミームという概念を把握し、自分の考えと自分の中のミームを区別できることが望ましいと思います。(なかなか難しいので、絶対的な要求ではありませんが)

 より具体的には、「過去形 本の虫→感想編」に書いた「心理学化する社会」の感想の中の「議論したければ本を読んでから来い」以下をお読み下さい。

 とりあえず、もっとも読みやすく入手も容易な入門書としては、「豆腐小僧双六道中ふりだし」(川俣の感想)を推薦しておきます。せめて、これ1冊ぐらいは読んでから来てください。ミームが分からなくても、この本の「妖怪」という概念が分かれば、最低限OKです。

 余談ですが、きちんと本を読まないで議論ができ、正しいことが分かると思う人は、議論の相手として歓迎ではありません。また、1次資料を確認せずに、正しい議論ができると思う人も、歓迎ではありません。(1次資料を確認する重要性は分かっているが、正しくなくても議論が楽しければ良いという人はOK!)

「偉そうに書いて、反論者にまで自分の都合を押しつけるのか?」 §

 まず、オータムマガジンは無料で読むことができる媒体であって、読者と著者の立場は対等です。

 しかし、読者と反論者は違います。

 反論者は、反論対象のテキストがどのような意図で書かれたものか、出来る限り把握しようと努める必要があります。それが把握されていない反論は、筋違いとして、いなされてしまうだけです。

 ここに書かれた文章は、あっさりといなされないためのヒント、と言うことになります。

 反論というのは手間の掛かる苦難の道ですが、この文章の存在はそのための苦難を軽減するような機能を持つことを意図しています。

2004年5月3日10時22分頃追記「上記が当てはまらない例外事項について」 §

 以上の話は、もちろん、純粋に技術的な話題などには当てはまりません。

 たとえば、「このメソッドの引数にこの値を渡したときにどんな挙動になるか」というような話題で、上記のような話が要求されているわけではありません。その場合は、他のコミュニティで常識的に必要とされる最低限のコミュニケーション性を持った日本語と、最低限の基礎知識と、技術文書を正しく読む能力だけあればOKです。

 他にも、単純な事実関係に関する話題、与太話、笑い話、その他思想性が関与することのない様々な話題などについては、この文書の内容が当てはまらない例外事項となります。

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 主に川俣晶の縁側に書かれたコンテンツに関する話ですが、このサイトのコンテンツに関する議論をしたい人への参考情報を以下に書きます。

議論に応じるかどうかについて §

 反論を頂いた場合でも、時間の都合、反論の内容に興味を持てるかなどの理由により、常に議論のお相手ができるとは限りません。

 特に、エバンジェリストの反論マニュアル通りの反論のようなものは、議論に応じる意欲をかきたてられない可能性が高いことは特記しておきます。(例:「オープンソースがプログラムの労働の価値を貶める」に対して、「オープンソースでもプログラマが食えなくなることはない」という反論)。逆に、自分の頭で考えたことを書いてくる場合は、拙稚でも対応する可能性は高くなります。マニュアルは見に行けば済むだけのことなので、いちいち説明されるのは迷惑なだけです。しかし、その人が自分で考えたことは、その人から聞くしか方法がなく、たとえ間違っているとしても重要な示唆が含まれている場合もあります。

場所について §

 基本的には、testml4メーリングリストを議論の場所として用意しています。これは株式会社ピーデー製品のりすと亭のテストという建前に隠れて、特定の話題に限定されずメッセージ交換を楽しむメーリングリストです。

 状況によっては他の場所で議論することもあり得ます。

基本的なスタンス §

 XXは正しいか間違っているか、という白黒を付けるだけの議論にはあまり意欲をかき立てられません。どのような主義主張であろうと、完全に正しいものも、完全に誤ったものも、たぶんあり得ないでしょう。

 それよりも、何らかの主義主張が、いかなるバックグラウンドによって発生し、どのような社会的な機能を果たしているかに興味があります。

 その点で、自説の正しさを説得したいだけの人は、即座にお帰り頂きたいと思います。

議論の心構え §

 有益な議論とは、Aという主張を行う人と、Bという主張を行う人が意見を戦わせた結果として、どちらも予測し得なかった、新たなCという主張が生み出されることだと思います。

 ですから、反論を行う場合、議論終了後に自説が全く同じ状態で残らないかもしれない、と言うことを心構えとして持てる人は歓迎です。

 もちろん、私(川俣)も、そのような心構えでコンテンツを書いています。むしろ、自説の正しさを説得することよりも、思いもよらない結果が出てくることの方が面白いと思います。

 逆に、相手に意見を聞く気はなく自説を強制したいだけの人は有意義な議論の主体たりえないので、歓迎ではありません。

基礎から教えるか、基礎から教わるか §

 しばしば見られるパターンとして、反論者が基礎的な知識を欠いているケースがあります。基礎的な知識がないのに反論できるということは、錯覚かあるいは、他人の受け売りと言うことになります。そのような場合、議論を可能にするには、基礎から教える必要がありますが、挑戦者にタダで個人教授するほどの余裕はないので、議論の相手はできないという結果になります。きちんと自分で勉強してから出直してきて頂くのが最善です。また勉強することで、反論が消滅する可能性もあるでしょう。

 もう1つのパターンとして、議論が噛み合わなくなると、私(川俣)に基礎から教えようとする人がいます。(例:Javaの素晴らしさを基本理念に戻って基礎から説明しようとする人)。このパターンに陥るケースでは、議論そのものがその時点で既に破綻していることが多いように思います。念のために書き添えると、議論の過程で、この分野に関する基礎的な知識が足りないのではないか、と議論相手に問いかけることは間違いでは無いと思います。それは有益な問いかけであると思います。しかし、相手の理解度を確認することなく、基礎も分かっていないと思い込んで初学者扱いすることは、議論を行う態度としては有益ではないでしょう。このような態度は、実質的な打ち切り宣言に等しいと感じます。

望ましい前提 §

 ミームという概念を把握し、自分の考えと自分の中のミームを区別できることが望ましいと思います。(なかなか難しいので、絶対的な要求ではありませんが)

 より具体的には、「過去形 本の虫→感想編」に書いた「心理学化する社会」の感想の中の「議論したければ本を読んでから来い」以下をお読み下さい。

 とりあえず、もっとも読みやすく入手も容易な入門書としては、「豆腐小僧双六道中ふりだし」(川俣の感想)を推薦しておきます。せめて、これ1冊ぐらいは読んでから来てください。ミームが分からなくても、この本の「妖怪」という概念が分かれば、最低限OKです。

 余談ですが、きちんと本を読まないで議論ができ、正しいことが分かると思う人は、議論の相手として歓迎ではありません。また、1次資料を確認せずに、正しい議論ができると思う人も、歓迎ではありません。(1次資料を確認する重要性は分かっているが、正しくなくても議論が楽しければ良いという人はOK!)

「偉そうに書いて、反論者にまで自分の都合を押しつけるのか?」 §

 まず、オータムマガジンは無料で読むことができる媒体であって、読者と著者の立場は対等です。

 しかし、読者と反論者は違います。

 反論者は、反論対象のテキストがどのような意図で書かれたものか、出来る限り把握しようと努める必要があります。それが把握されていない反論は、筋違いとして、いなされてしまうだけです。

 ここに書かれた文章は、あっさりといなされないためのヒント、と言うことになります。

 反論というのは手間の掛かる苦難の道ですが、この文章の存在はそのための苦難を軽減するような機能を持つことを意図しています。

2004年5月3日10時22分頃追記「上記が当てはまらない例外事項について」 §

 以上の話は、もちろん、純粋に技術的な話題などには当てはまりません。

 たとえば、「このメソッドの引数にこの値を渡したときにどんな挙動になるか」というような話題で、上記のような話が要求されているわけではありません。その場合は、他のコミュニティで常識的に必要とされる最低限のコミュニケーション性を持った日本語と、最低限の基礎知識と、技術文書を正しく読む能力だけあればOKです。

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